10月の薬草(No21-40)

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お断りします。もし間違っていたらご指摘下さい。

No 薬草名 薬効用い方 採取時期と調整法・成分
21 チカラシバ
薬効・用い方:

薬効の記載なし。
生育場所:野原、荒地、堤防、田畑のまわり、農道上、道端などに生育する。
外観の様子:葉は緑青色で柔らかく、葉しょうには毛がなく縁にだけ毛がある。穂は小穂が密にかたまって円柱状につき、ビン洗いのブラシのようになる。穂全体が黒褐色。小穂には剛毛がある。
旺盛な生育と繁殖力で牧草を抑圧する。出穂までは牛に採食されるが、穂ののぎは牛の目、鼻を機械的に傷害する。
採集と調整 :
22 イノコヅチ(いのこづち、牛膝、ごしつ)
ヒナタイノコズチまたはトウイノコズチの根を冬葉が枯れてから採取し乾燥したものを漢方で牛膝(ごしつ)という。
薬効・用い方:
利尿、浄血、月経不順、浮腫、リューマチ、脚気など:牛膝1日量5〜10gに、0.4リットルの水を加えて、煎じながら約半量に煮詰めたものをこして、1日3回に分けて服用。 子宮収縮などの作用があり、妊婦は堕胎の恐れがあるので使用は避ける。胃アトニー、胃下垂などの病気の場合も使用は避ける。
関節痛、腰痛、神経痛:さらに呉茱ユ(ごしゅゆ)約5gを加えて、煎じたものはいっそう効果がある。
外陰部の炎症:乾燥した、全草100gに約1.5リットルの水を入れて煎じ、約2/3になるまで、煮詰めたもので、1日数回炎症がなくなるまで洗う。虫刺されなどには、生の葉をよく洗いもんで、その汁を直接患部に塗布。
採集と調整 :
ヒナタイノコズチを、秋から冬、地上部が枯れたころに根を掘り採り、水洗いして天日で乾燥させます。これを生薬で牛膝という。

成分:イノコズチの根にはイノコステロン、エクジステロン、ルブロステロンなどの昆虫変態ホルモンが含まれるが薬効との関係は不明。その他では、アミノ酸、コハク酸、シュウ酸などのカリウム塩、サポニン、粘液質などを含有 。
イノコズチの名前の由来は中国では、茎の節のふくらみが、牛の膝頭に似ているとして牛膝という漢名がある。
日本では猪の子槌(いのこづち)の意味で、イノシシの子の膝頭に似ているということからついた。
23 イヌビワ
薬効・用い方:
民間療法 枝葉を、浴湯料として痔の疾患に、茎葉の白い乳液を疣取りに外用する。その他、しらくも、神経痛、脚気に薬効があるとされる。
食用:黒く熟した雌花の果嚢や若芽を食用にする。葉を飼料にする。
加工利用:木材を、薪炭に用いる。
採集と調整 :
成分:ブドウ糖を含む。
24 イチビ

薬効・用い方:

民間療法 種子を、利尿、緩下、できもの、催乳に用いる。全草や葉を、できもの、緩下、中耳炎に煎服する。根を、下痢に煎服する。。

名前由来:茎の芯を火口に使用した事から、打火が転訛したとの説があります。別名のキリアサ(桐麻)は、葉をキリに見立てたもの。
採集と調整 :
生薬名 ケイ実(種子)、ケイ麻(全草または葉) その他の成分利用

成分:種子は、リノール酸のグリセリド等からなる脂肪油を含む。葉は、ルチンを含む。根は、ペントサン、メチルペントサン、ウロン酸を含む。
食用:にのみ飼料価値が認められている。 加工利用 茎から繊維をとり、ジュートの代用として混ぜてロープや麻袋をつくる。くず繊維を紙の原料に、茎葉は燃料に用いる。
25 オニノゲシ
薬効・用い方:
薬効の記載なし。
道端のいたるところに生える帰化植物。 よく似た植物にノゲシがあるが,さらにいかつい感じがする。葉を触ってみて刺が痛く感じるようならオニノゲシにまちがいない。もうひとつの識別点は,葉の基部が耳状に反ること。ノゲシは反らずに茎を抱きこむようになる。 ノゲシに比べると数は少ない。花期は主に春だが暖かい地方では一年中花を見る(愛媛県大洲市で2006.10.06撮影)。多年草。
採集と調整 :
26 イヌビユ
薬効・用い方:
利尿:気力を充実させ熱を下げる。全草を乾燥させたものを1回に10gを水400ccに入れ半分に煎じ服用する

もんだ葉を、乳首のひびわれに塗る。

採集と調整 :
別称・アオヒエ、ヒュウナ、ノビエ  特徴・茎は根元から枝分かれし、葉柄は長く、菱形に近い卵形、傾いて生えるのが特徴で一見して食べれそうもないが、味はやや甘く、おかゆやご飯に混ぜて炊くとおいしい、柔らかな無毛の1年草。
採取:春から晩秋にかけて畑地、道端。 食べ方・若々しい葉を選びゆがいてアク抜きをしあえ物、マヨネ−ズで食べてみるといい。初冬くらいまで採取出来る。実はお粥に入れて食べる。 料理メニュー・酢味噌合え、油炒め、おひたし、天婦羅、お粥。
27 ソバ
薬効・用い方:
蕎麦(タデ科)、別名 ソバムギ
薬用部位: 実、ソバ粉、ソバ殻。
薬効:腰痛、打撲(打ち身)、とげのたったとき、歯痛、淋疾。
使用法
1.腰痛
腰や足が冷えて、腰が痛むときには、ソバ粉を熱湯でねってそばがきにし、 毎朝食べる。
2.打撲 
ソバ粉を酒でといてぬる。
3.とげのたったとき
ソバ粉を酢でといて、刺さったところにぬるとよい。 とくに竹が刺さったところによい。
4.歯痛
むし歯で痛むときには、ソバ殻とメナモミの葉を粉末にして、 痛むところにつける。
5.淋疾
淋疾からきた帯下(こしけ)には、ソバ殻を干して黒焼きにし、 これに熱湯をさして灰汁(あく)を作り、腰湯を使う。 また、男子の淋疾には、同じ方法で灰汁を作り、冷えてから、 1日1回この中へ2時間ずつ陰茎をひたす。
その他、血圧降下、動脈硬化予防、疲労回復、解毒作用など。
採集と調整 :
成分:トリプトファン、リジン、ルチン
28 シキビ、シキミ(しきび、莽草、ボウソウ)
薬効・用い方:
強い苦味と強壮作用があるが、毒性がある。ウマの皮膚寄生虫の駆除に用いる。
陰嚢のかゆみ:葉の煎汁で洗う。
黄疸:「葉L菖蒲根各4g」煎服。
眼病一切:果実の殻(莽草)の煎汁を塗布する。 生葉汁を塗布or洗浄する。
下疳:葉の煎汁で洗う。
痔:葉を焼いて出る煙を患部に当てる。
しもやけ:果実の殻(莽草)の煎汁を塗布する。 生葉汁を塗布or洗浄する。
丹毒:果実の殻の煎汁を塗布する。 生葉汁を塗布or洗浄する。
乳房腫 :果実の殻(莽草)の煎汁を塗布する。
淋病:生葉汁を塗布or洗浄する。
わきが:果実の殻(莽草)の煎汁を塗布する。
採集と調整 :
有毒部位:
果実・種子・根・葉・樹皮。
有毒成分 :アニサチン。アニサチンの半数致死量は、(1mg/kg) アニサチンを多く含むのは果皮の部分。 微量でも強い痙攣作用を示す。
29 ダイコン(だいこん、らいふくし)
薬効・用い方:
「らいふくし」は、利胆、去痰などに、煎じて服用します。 腹痛には、「らいふくし」か種子を10粒くらい良くかんで食べます。 生のダイコンは、風邪の初期の発熱、吐き気や胃弱(胃アトニー)、二日酔い、消化促進などに、ダイコンおろしにして、カップ1〜2杯飲む。消化酵素のジアスターゼを多量に含むので、デンプン質の消化促進になる。喉の痛みや腫れには、ダイコンおろし汁で、うがいをします。 打ち身や捻挫などには、ダイコンおろしの、絞り汁で冷湿布して腫れがひいたら、ショウガのおろし汁と混ぜて、温湿布する。 浴湯料としては、冷え性、リューマチ、神経痛に、ダイコンの葉を、陰干しにして乾燥したものを、一握り、鍋で煮出してから風呂に入れて入浴する。
ダイコンあめ:ダイコン1/2を采の目に切り、ハチミツ500グラム程度で漬ける。ダイコンが浮けば、ダイコンのエキスが出るので、ダイコンを取ります。 健胃、慢性下痢、便秘、消化促進、美容などに効き目があるといわれる。
採集と調整 :
種子を採取して、日干しにして乾燥させます。 これを生薬で「らいふくし」といいます。

成分:ジアスターゼ、オキシターゼ、ビタミンC、リグニン
30 ハゼラン
薬効・用い方:
薬効の記載はみあたらない。

分厚い葉の間から細長い茎が伸び、ピンクの小さな花をつける。午後三時を過ぎると開花するのでサンジソウとも言われる
採集と調整 :
31 クサギ
薬効・用い方:
用途:鎮痛、血圧降下、リウマチ、半身不随、高血圧、根:解熱、利尿、健胃

葉を、関節痛、部分的知覚喪失、麻痺、湿疹、高血圧、鎮痛に用いる。若枝を、高血圧、偏頭痛、マラリア、下痢、痔、リウマチに用い、はれものや痔は煎汁で洗う。根は、利尿、健胃、解熱に用いる。奄美大島ではかんのむしに、与論島では胃腸病に用いる。ウシやウマのシラミ駆除に葉の煎汁を外用する。

採集と調整 :
成分:苦味質 (clerodendrin 類)
32 オオハンゲ(おおはんげく、半夏、はんげ)
薬効・用い方:
単味では使用しない。
つわり:小半夏加ぶく苓湯に入れて用いる。小半夏加ぶく苓湯は半夏9.0g、ぶく苓、生姜各3.0gをー日量として水200tを加えてせんじ、1日何回かに分けて服用する。この漢方処方は日本薬局方の薬なので、市販品もある。
採集と調整 :
類似植物:カラスビシャク。カラスビシャクもオオハンゲもサトイモ科のハンゲ属である。基本的に異なるのは、カラスビシャクは葉柄にむかごができ、オオハンゲにはむかごはできない。またカラスビシャクの葉は小葉が3枚に分かれるが、オオハンゲは1枚の葉が深く3裂する。

名前の由来:この同類のカラスビシャク(生薬名で半夏)に似ていて、それよりも大形のため、オオハンゲとなった。

採取時期と調整法:夏の花のある時期に根茎を掘りとり、細長い根を除いて、水と砂を入れた容器に入れてかきまぜながら外皮をとり除く。これを水洗いして、日干しにする。生薬名半夏。
成分:フェノール類のホモゲンチジン酸、ホモゲンチジン酸配糖体、エフェドリン、アミノ酸のアルギニン、グルタミン酸、セリン、グルシン、オルニチンなどを含むほか、糖類のブドウ糖、グルコニン酸などが知られている。
33 ヤマグワ(やまぐわ、桑椹、そうじん、桑葉、そうよう、桑白皮、そうはくひ)
薬効・用い方:
薬用部分:果実・葉 ・根皮
滋養・強壮剤として:
@桑葉茶を常用する。
A果実酒を作る。 生の果実を三倍量のホワイトリカーに漬け、約2ヶ月後に濾して、液だけを 瓶につめ好みの甘味をつけて冷暗所で保存し、夕食前などに杯一杯ずつ飲む。  
山地の林内や林縁に自生する落葉高木。葉は互生で、切れ込みが様々。4〜5月、葉のつけ根に花が咲き、初夏に果実が黒紫色に熟す。果実を乾燥 したものを桑椹といい、根皮を桑白皮と言う。桑白皮は主に咳止めとして漢 方薬に配剤されるが、民間では使わない。
採集と調整 :
葉は7月頃一番繁っている頃に摘みとり、よく水洗 いして一日位日干しして、小さく刻み中華鍋や釜で炒って再び日干しで干し あげ桑葉茶をつくる。果実は初夏によく熟したものを摘みとり水洗いして水 気を切り生のまま使う。
34 チガヤ(ちがや、茅根、ぼうこん)
薬効・用い方:
チガヤの根茎を乾燥した、茅根(ぼうこん)の水浸剤には、カリウム塩によると思われる顕著な、利尿消炎作用がある。 水腫、黄疸、腎炎、急性肝炎に用いられる。 用い方は、1日量10〜20gに水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量に煮詰めたものをこして、1日3回食間に服用。
主に、虚弱者の利尿作用に適していて、茯苓、猪苓、木通より効果がよいとされている。 若い花芽(ツバナ)と花穂は強い止血作用を示し、出血時間と凝固時間を短縮する。1日量3〜9gを煎じて食後に服用すると鼻血、血尿、喀血の止血剤となる。 さらに、生薬の生地黄(しょうじおう)、山梔子炭(さんししたん)などを配合すると、さらに効果が上がる。民間では鎮咳や癇(かん)などに煎用する。 中国では急性腎炎に用いる。急性腎炎の処方は茅根(ぼうこん)15g、車前草(しゃぜんそう)9g、栗米鬚(りくまいす)15g、仙鶴草(せんかくそう)9g、鷹不泊(たかとまらず)9g、広東商陸(かんとんしょうりく)15gを、煎じて服用します。 民間では、むくみに根茎とアズキを同量混ぜて煎じて服用。ぎょう虫駆除に花穂(かすい)を噛むと効き目があるとされています。
採集と調整 :
見分け方・特徴 チガヤ(イネ科)は、地下茎は細長く、白色円筒形で節があり、横に長くのびています。 これをかんでみると甘い味がします。茎にも節があり、そこには毛が生えています。 葉は根もとから生えていて、扁平な線形で、先は尖り、長さ20〜40cm、巾7〜12mm程です。 茎葉は互生、基のところで、茎を抱き込むように鞘状となっています。 花は、茎の先に葉が出る前に褐色の花穂をつけますが、その後、自絹色の長毛をもったものになる。これをツバナといいます。このツバナはなめると甘い味がします。 花序は長さ10〜20cm、巾1センチぐらいの円錐状ですが、短い枝が主軸に沿って立っているので、単穂状にみえます。 チガヤの地下茎は、甘味が強く、砂糖の原料になるサトウキビ属の近い種類に属します。
採集と調整:チガヤは11月頃に根茎を掘り取り、水洗いしてから、ひげ根を除いて雨露のかからないところで陰干しにします。 淡黄白色で太く新しいものが良品で、わらなどで磨かれている場合もあります。 これを生薬で、茅根(ボウコン)という。
35 ノハラアザミ
薬効・用い方:
本州中部以北の山地、草原の日当たりのよい場所に自生 初夏に咲くのがノアザミで秋の野原に咲くのがノハラアザミです 茎の上部で枝分かれして花をつけ、根生葉が残る。
利用部位:根
薬効:利尿、止血、リューマチ、神経痛
用法: 天日乾燥したものを煎じる
採集と調整 :
36 ノボタン

薬効・用い方:
ノボタン 全草や根を、消炎、解毒、打撲、乳汁不足に用いる。奄美大島では切傷に用いる。

 ノボタンは正しくはシコンノボタンとは別の種類ですが、通常、ノボタンといえばティボウキナ属のシコンノボタンのことを指す場合がほとんどです。 なお、ヒメノボタン、シダレノボタン、ブータンノボタンは同じノボタン科ですが属が違っているので別に取り上げています。シコンノボタン(写真)は、花は勿論美しいですが、うぶ毛におおわれた柔らかい葉にさわるととても気持ちよく、見た目も美しい。
採集と調整 :
37 キンカン(きんかん、金橘、きんきつ)
薬効・用い方:
のどの痛み、咳、痰に有効。
せき止め、かぜに熟したキンカン約10個を、まるごと刻み、砂糖少しと水0.4リットルの中に入れて煮まる。沸騰したら火を止めて、温かいうちに煮汁を服用。1日に何回かに分けて飲む。なおキンカンとオオバコ(車前草)を乾燥したものを、5gくらい加えて、煎じる場合もある。キンカンの砂糖漬けは、小児のかぜによく効く。また、そのままジューサーなどでしぼった汁を朝夕1〜2個くらい服用すると、不整脈などに効き目があるが、キンカンは、ビタミンCが豊富であることから健康補助食品としては非常に有効です。
キンカン酒:疲労回復にはキンカン酒が効き目がある。キンカン500gをよく水洗いして、水を切り、切らずに丸ごと、グラニュー糖200gとともにホワイトリカー1.8リットルに漬けて、2ヶ月以上、冷暗所に保存して熟成させる。1日1回就寝前に、さかずき1杯を限度に飲みます。非常に口当たりがいいので、飲みすぎには注意が必要。 また、漬けたキンカンは捨てずに、1日1個ずつそのまま食べる。
採集と調整 :
生のままの果実を必要時に水洗いして使用。キンカンを刻んで乾燥したものを生薬で金橘(きんきつ)という。

名前の由来は熟した果実が金色の柑橘だからそのまま「キンカン」になった。 キンカンは中国原産で渡来したのは鎌倉時代末か室町時代初期ころの古い時代で日本産のように思われていた。

成分:ビタミンB1・B2・C・E、カロテン、ミネラル類、食物繊維、ビタミンP(ペルシチン)。
38 エゴマ
薬効・用い方:
α−リノレン酸は、体内に取り入れられるとDHAやEPAに変化する。この脂肪酸は血液の粘性を下げサラサラで流れやすい状態にし、末梢血管の血液循環をよくする働きがある。また、炎症メディエーターという化学伝達物質を抑制し、アレルギー反応と炎症を防ぐ。

起源:原産地はインド、中国などと言われる。わが国では、縄文時代、すなわち5千年前に利用されていた。
作物的特徴:形態はシソによく似る。自家受精であるが、他花受精もする。品種は明確でなく、白種、黒種とよぶ程度で、油含量は黒種が高い。やや冷涼な気候を好み、かっては、東北、東山、北海道などの地域で多く栽培された。暖地でも栽培は可能で適応地域は広い。ゴマが乾燥地を好むのに対してエゴマは耐湿性があり、吸肥力も強く、リン酸の少ない開墾地などで栽培された。
用途 :食用としては、ゴマの代用として用いられた。油はリノレイン酸に富む乾性油で、昔はあかり油として利用された。工業用としては、和傘の油、ワニス、印刷用インクなどに利用されたこともある。うどん、そばの薬味に使われたりしている。韓国では葉を野菜として利用している。
採集と調整 :
成分:エゴマにはカリウム、カルシウム、マグネシウムなど現代人に不足しがちなミネラル類が豊富に含まれる。特筆すべきはその脂肪分です。エゴマの重量の50%が脂肪分で人間が体内で作り出すことのできない必須脂肪酸、α−リノレン酸を豊富に含む。
39 コセンダングサ
薬効・用い方:
全草に、解熱、止瀉、鎮痛、消炎作用があり、黄疸、肝炎、急性腎炎、腹痛、下痢、糖尿病、腸の寄生虫駆除に煎服する他、赤痢、噴門痙攣、食道拡張症、脳腸炎、月経促進に有効とされる。咽喉痛には、うがいをし、腫物は洗浄する。
採集と調整 :
成分;1-フェニル-1,3,5-ヘプタトリンを含む。葉は、オカニン 4'-0-β-D-(2",4",6"-トリアセチル)-グルコシド、オカニン 4'-0-β-D-(6"-トランス-p-クマロイル)-グルコシド、オカニン-3'-0-β-D-グルコシド、精油のモノテルペン炭化水素 (主にリモネン)、モノテルペン アルコール、(主に ボルネオール)、セスキテルペン 炭化水素 (主にゲルマクレン D - β-カリオフィレン)、セスキテルペン アルコール (主に T-ムウロロール、α-カディノール)を含む。
40 アレチハナガサ
薬効・用い方:
薬効の記載なし。
アレチハナガサは南アメリカ原産で、クマツヅラ科クマツヅラ属(Verbena)の多年草。日本に入ってきたのは1957年ごろのことだそうで、現在では関東以西の地域に広まって、荒れ地や河川敷、道端などに多く見られる。茎には全体に毛がややまばらにあって触るとザラザラします。茎は四角く、よく枝分かれして、草丈は1m〜2m。伸びた茎につく葉には柄がなく、葉は茎に向き合って「対生」します。葉の形は幅の広い線形〜卵形で、縁のギザギザ(鋸歯)は葉の先半分くらいにある。鋸歯の先は結構鋭くとがる。特に上部の葉の付け根は次第に細くなる形ですが葉を抱いていない。葉脈が下面に向かってくぼんでいるのでよく目立つ。葉にも毛があってザラザラ。 またアレチハナガサによく似て、茎の剛毛が多くて葉の基部がしっかり茎を抱いているものは、「ダキバアレチハナガサ (Verbena incompta)」という。
採集と調整 :