2月の薬草

お断り:掲載写真は専門家でないのでWEBの検索、あるいは手持ちの本で確認したもので完全を期したものではないことを
お断りします。もし間違っていたらご指摘下さい。

No 薬草名 薬効用い方 採取時期と調整法・成分
1 ボケとは(ぼけ)
薬効・用い方: 4〜5月、クサボケと同様に短枝に数個の花が集まって咲くが、花径は5cmほど、花の色が緋色のものをヒボケ、白いのをシロボケ、本草綱目啓蒙(1813年) に、「赤紅白雑りカイドウの花のごときものをカイドウボケど言う。即木瓜の一種なり」とあり、これ は初冬から早春に咲く寒ボケ、サラサボケで、庭木としてよく見 かける。雄花、雌花が同様につくのもクサボケど同じで、花のわ りに結実が少ない。果実は楕円形で長さ10pほど。10月ごろには黄色になり芳香がある。
名前の由来:
「本草和名」(918年)や「和名抄」(932年)に木瓜ど出て毛介と和名をつけてあり、これがボケに転化した。漢名につい ては、木瓜説、貼梗海棠説、貼幹海棠説、木桃説など、中国産 のボケ属植物についてわが国で論議されているが、近年の中国文献では木瓜をカリンにあてている。
栽培は泣戸時代から:
ポケの名が古書にあるので、1000年も前に中 国から日本にはいっていたというのは疑わしい。春に咲く花はみごとなのに、梅や桃が「万葉集」や「源氏物語」に数多く登場するのに比して、歌にも物語にも出てこない。当時は薬用のために ボケの果実がはいっていたのではないか。「本草和名」に「果実 は大きく黄色」とあるのも中国の文献によったと考えられる。

薬効と用い方:
疲労回復に:ボケ酒として果実1s一を数片に 輸切りし、グラニュー糖400gとホワイトリカ ー1.8リットルに漬け、半年ほどおく。1回量20tを1日2〜3回飲む。 暑気あたりによる筋肉ケイレンなどに:よく乾燥した果実5〜10gを煎じ、1日量として3回に服用。
採取時期と調整法・成分:
薬酒には、初秋果実に緑が残って黄色に熟する前に。 そのほかには、完熟した果実を、数個に輪切りにして日陰干し。

成分:クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、果糖などを含む。

愛媛県大洲市東大洲の民家の庭に生えてました (2007.02.23撮影)
2 フクジュソウとは(ふくじゅそう、福寿草)

薬効・用い方:フクジョソウは、強心、利尿の薬効がありますが、劇薬で民間での使用は絶対に使用してはいけません。 毒成分:シマリンほか。
分布生育場所:日本全土の日のよく差し込む山地の林床や土手、丘陵に自生。
見分け方・特徴:フクジョソウ(キンポウゲ科)は、草丈10〜25cm位の多年草。茎は直立してのび枝分かれします。根茎は短く黒褐色でひげ根が多くはえる。 茎の根元では大形鱗片状の鞘となり、根元より上部では、互生する長柄につき、3回羽状複葉、小裂片は広卵形、深裂片は線状披針形です。 花は1〜4月に、新葉ののびないうちに茎の先端に鮮黄色のものが1つつきます。茎は3〜4cm、花弁、雄しべ、雌しべは多数あります。 花は日を受けて開き夕刻にはつぼみます。広倒卵形で短毛があります。
採取時期と調整法・成分:
有毒部分:全草。

中毒症状:嘔吐、激しい痙攣(けいれん)、呼吸麻痺(まひ)など。
3 ゴクラクチョウカとは/ストレリチアとは(ごくらくちょう、極楽鳥花、すとれりちあ)

薬効・用い方:
薬効の情報、記載は見あたらない。

和名:ストレリチア(バショウ科ゴクラクチョウカ(ストレリチア)属)  
学名:Strelizia.reginae  
別名:ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)  バショウ科Musaceaeのゴクラクチョウカ(ストレリチア)属Streliziaは南アフリカに4種分布。
極楽鳥に似た形の花が咲き、英名でもバード・オブ・ パラダイス。この花をはじめてヨーロッパに伝えたのは、イギリスの探検家ジ ェームズ・クック(キャプテンクック)だそうです。「ストレリチア」の名前はイギリスのジョージ3世の王妃の旧姓、Mecklenburg-Strelitzから取られまし た。日本では八丈島が生産地として有名です。
採取時期と調整法・成分:
園芸分類は半耐寒性多年草です。種からも育てられるが、花が咲くまでに 3〜4年かかる。苗を購入する事が一般的です。日光が不足すると葉がたれてしまうので日の当たる場所に置く。用土の加湿を嫌います、特に冬は、乾かし気味育てます。生育適温は25℃ですが、比較的低温に強く、O℃以 上あれば越冬し、暖地では露地植えもできます。温度が20〜25℃で日当たりが よければ周年開花します。大株になると花つきが悪くなるので、株分けする。
種類:南米に4種が自生するが、主に栽培されているのはストレリチア・レギネ(Strelizia.reginae)です。その他には白紫色の「ニコライ(ルリゴク ラクチョウカ)(Strelizia.nicolai)」等も見かける。
4 ウメとは(うめ、梅)
薬効・用い方:
かぜには、鳥梅(うばい)を水洗いして1〜2個を水0.2リットルで約2分の1ほどに煎じ、熱いうちに飲むと効き目がある。 また、梅干し1〜2個をガス火で金網にのせ、黒くなるまで焼き、熱いうちに茶碗に入れて熱湯を注ぎます。シュウと音を立てて梅干しが崩れますが、これを湯ごと飲むのもよい方法です。

梅肉エキス:青梅をすり潰して、布で汁を絞り、この汁を弱火でゆっくりと煮詰めて飴状にしたものが梅エキスです。または、鳥梅(うばい)1個を、とろ火で煎じて飲用。これは、消化器系伝染病に強い殺菌力があり、健胃、食あたり、暑気あたりなどに良く効き、旅行など旅の常備薬として役に立ちます。
梅干し:日本固有の嗜好品で健康食品の代表といえます。解熱、鎮痛作用があり、含まれるクエン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸が多いため、清涼感があって食欲を増進し、唾液や胃液の分泌を促進するので健胃薬ともなります。 完熟手前の青梅を塩で漬けて、日に干してからシソの葉で漬け、紅く染めてから、今一度天日で干します。 梅酒:傷のない青梅1〜1.2キログラムを水洗いして、水切りしてからよく乾いたふきんで完全に水気を除き、容器にグラニュー糖400グラム、ホワイトリカー1.8リットルとともに入れ、ふたをして冷暗所におき、半年から1年後に、こしてから飲みます。 中国の青梅酒(ちんめいじょう)は青梅の果実のみを濁り酒に漬け、それに水と砂糖を加えて、2時間ほど煮て冷めてから、こして仕上げたもので、これも健康酒です。
ウメの学名は、江戸時代に長崎の出島に来ていたシーボルトによって、ブルヌメ・ムメとつけられました。 日本に自生する植物という感があります。実をとるための品種は多く、果実の大きなブンゴウメと果実の小さなコウメが良く知られています。

愛媛県大洲市東大洲の民家の庭に生えてました (2007.02.23撮影)
採取時期と調整法・成分:
特徴:ウメの、花蕾(からい)は前年の葉のわきに1〜3個つきます。 花は葉に先立って1、2月頃開き、開花期間は暖地では長く、寒い北部では短い間です。自家不和合性が強く、同一品種ではあまり結実しないので混植するといいようです。 果実は、心皮(しんぴ)の1枚が成長してできるもので心皮の合わせ目がくい違うため、溝ができます。果実は核と密着します。核は内果皮で木化した厚膜細胞からなっています。
採集と調整:熟す直前のいわゆる青ウメを梅干しや梅酒、梅肉エキスの材料とします。ウメの、生薬の鳥梅(うばい)は、未熟な青梅をわらを燃やした煙をあてて薫製(くんせい)にしたもので、外面が真っ黒で、こわれやすく、ほぼ2〜3cmの球形であらいしわがあって、強い酸味がある。
その他:ウメの名前の由来は、漢名の梅(ウメ)、ムイ、メイを日本語読みにして、ウメになったという説や、韓国語で梅(マイ)から、転訛して、ウメになったという説、薬用として黒焼きにした鳥梅(うばい)から転訛して、ウメと呼ばれたという説があります。 また、鳥梅(うばい)とは、未熟果を燻製(くんせい)にしたもので、烏のぬれ羽色のように黒く、つやがあることから、鳥梅(うばい)と名がつきました。 ウメは、中国産の落葉樹で古く日本に渡来しました。最初は薬用として貴重なものでしたが、その後果樹として、広く栽培されるようになりました。 。
5 ヒイラギナンテンとは(柊南天)
薬効・用い方:
薬効の情報、記載は見あたらない。
採取時期と調整法・成分:
台湾、中国、ヒマラヤ原産で、日本には天和〜貞享年間(1681〜1688)に渡来したとされる 高さ1〜3メートル、樹皮はコルク質で黄色、葉は、奇数羽状複葉で枝先に集まり互生 葉は、革質で光沢があり、卵状披針形、針状に尖る鋸歯がある 花は、3〜4月に茎の先端に黄色の小花を総状花序につける 果実は、9〜10月に黒褐色に熟す 名の由来は、葉がヒイラギに似ている、メギ科のナンテンの類から、ヒイラギナンテンの名になったという 別名で、トウナンテン(唐南天)の名がある。

愛媛県大洲市のオズメッセのオズグリーンの店頭に植木市で売られてました。丈は50cmで、葉は赤みがかり、黄色い花がついてました(2007.02.23撮影)。
6 マンサクとは(まんさく、万作)
薬効・用い方:
乾燥した葉は、収斂、止血、止瀉薬として赤痢、内臓器官の出血、痔疾などに効き目があるといいます。 1日量5グラム、水0.4リットルを半量まで煎じて服用します。 また、葉にはハマメリスタンニンを含有していて、痔疾の坐薬や湿疹などの軟膏などにも配合されます。 北米に分布する、マンサクと同類のアメリカマンサクの葉は、赤痢、内臓器官の出血、痔疾に用いるという
採取時期と調整法・成分:
見分け方・特徴:マンサクは落葉性の低木〜小高木で高さが1〜3メートル 葉は、柄があり長さ5〜10センチ、やや菱型で先端は尖り、互生(ごせい)し、葉の半分の縁は鋸歯になっている。 本州日本海側や北海道には、葉の先端が丸いマルバマンサクが自生する 花は、早春の2〜3月、葉の出る前に鮮黄色の紐(ひも)状の変わった花をつけ、がく片は4個で、マルバマンサクは反り返る 花弁は4個、赤色か紫色で、雄しべ4個、雌しべ1個 果実は、さく果で卵形、黒く熟す。
採集と調整:マンサクは、6〜7月ころに、葉を採取して日干しにして乾燥させます。

愛媛県大洲市のオズメッセのオズグリーンの店頭に植木市で売られてました。丈は200cmで、葉は枯れて、黄色の紐状の花が生えてました(2007.02.23撮影)。
7 ナノハナとは(なのはな、菜の花)
薬効・用い方:
ナタネ油から、軟膏剤の基剤、油性注射剤の溶剤に用いられる 農業、工業用として、食用油、灯油、機械油、油を絞ったかすは肥料として用いられる。
その他:名の由来は、「本草和名・918年」には、漢名を壼V(うんたい)、和名を乎知(おち)としている。その後、オチの名から、種子から絞り油を取るようになり、アブラナやナタネナの名になった。油菜の、菜は食べられるという意味。

愛媛県大洲市東大洲の農地に生えてました。草丈100cmです (2007.02.23撮影)。
採取時期と調整法・成分:
見分け方・特徴: 茎が直立して高さ1.5メートルにもなる2年草 根生葉は、柄があり長倒卵形、羽状に裂けるものや鋸歯のあるものがある 茎上の葉は、茎を抱く、全体に柔らかい感じがする 花は、3〜5月に茎頂に鮮黄色の花を総状花序につける 花は、4弁花、がく片4、雄しべ6、4本は長い 果実は、長刀果、黒い種子が入る。

採集と調整:初夏に種子を採取して、日干しにして、ナタネ油を取る ナノハナは、つぼみの若い葉や茎は、茹でて、おひたし、和え物、サラダにして食べる、早春の、菜の花のつぼみのおひたしは、春のおとずれを感じさせる。

有効成分:ナタネ油は、脂肪酸38〜44%含有(脂肪酸は、グリセリエステル、オレイン酸、リノール酸など)。
アブラナから、搾油されるようになった時代は、859〜877年の貞観年間といわれ、さらに、灯火用に用いられたのは、室町時代以後になり、それ以前には、シソ科の、エゴマから搾油した、荏油(えあぶら)が用いられていた。
8 ネコヤナギとは(ねこやなぎ、猫柳)
薬効・用い方:
かぜの解熱などに、樹皮、細根を乾燥したもの1日量5〜15グラムを、約水0.4リットルで半量まで煎じて服用。 その他 ネコヤナギの名前の由来は、この花穂(かすい)に密生する絹のような毛を、猫の毛に見立てて名がついたという。 また、この花穂の雰囲気が日本人には非常に好まれていて、春の生け花の花材として用いられます。中国の古書には、ヤナギの枝で作った楊枝を歯痛に用いるという記載があります。 医祖ヒポクラテスは、ヤナギの樹皮を解熱、鎮痛に用いたといいます。また、古代書のギリシャ本草書ディオスコリデスの薬物書には「ヤナギの葉を砕いて少量の胡椒とブドウ酒と共に服用させると、疝痛にくるシム患者によく効く」という記述があります。 このことから、ヤナギ科の植物は古くから、かぜなどの解熱や鎮痛に用いられていたことが解ります。
愛媛県大洲市のオズメッセのオズグリーンの店頭に植木市で売られてました。丈は150cmで、葉はなく、幹には白い軟毛で綿毛のような蕾と新芽が混在してました(2007.02.23撮影)。
採取時期と調整法・成分:
見分け方・特徴:雌雄異株で、枝は下部から少し斜めに伸び、高さは2〜3mになる落葉低木です。 早春の若枝には灰白色の軟毛が密生します。 葉は長楕円形で、若葉の両面に絹毛があり、上面は深緑、下面は粉白色、先端は尖り葉柄はくさび形をしている。花は3〜4月に前年の枝に銀白色の花穂(かすい)をつけます。 雄しべの花糸は2個つき、花粉袋は赤色をしている。 採集と調整:ネコヤナギなどのヤナギは、樹皮、細根を7〜8月ころに採取して、よく水洗いして陰干しにして乾燥させます。

ヤナギ科の有効成分は、ヤナギ科植物の樹皮に多くふくまれるサリシンという配糖体が知られています。 このサイシンという物質が世界で最も多く使われている医薬品であるアスピリンの母体となった物質として用いられています。
9 サンシュユとは(さんしゅゆ、山茱萸)
薬効・用い方:
山茱萸(さんしゅゆ)は、補腎、強壮薬、めまい、耳鳴り、インポテンツ、遺精、頻尿、老人の夜尿症などに用いる。1日量は5〜8グラムで、0.3リットルの水を加えて約半量まで煎じて、こしてから3回に分けて服用します。 漢方の八味地黄丸(はちみじおうがん)は漢方の古い医書である「金匱要略(きんきようりゃく)」に収載されている重要な処方です。 山茱萸(さんしゅゆ)は、この八味地黄丸に処方されていて、糖尿病、腰痛、動脈硬化、前立腺肥大などに有効とされています。 漢方薬は人によって注意して飲む必要があり、この八味地黄丸も平素胃腸が弱くて下痢をしやすい人とか、八味地黄丸を飲んで食欲が減退するような場合は、飲むことを中止しなければなりません。 今日までに実に1800年間も使用されています。この処方は中年以後の老人の薬といわれるもので、のどが乾いて、足腰の冷えや腰痛があって排尿回数が多く残尿感があるような場合に良く効き目があります。

山茱萸酒:山茱萸(さんしゅゆ)で果実酒を造ります。老人や病後の滋養強壮や疲労回復、冷え性、低血圧、不眠症などの目的で、さかずき一杯づつ飲用します。 山茱萸の種子を除き乾燥したもの200グラムとほぼ同量の氷砂糖をホワイトリカー1.8リットルに漬け込み2〜3ヶ月冷暗所において、材料を引き上げ、こしてから飲用します。

その他:名前の由来は、漢名の山茱萸を、そのまま音読みして、サンシュユになりました。 茱萸(しゅゆ)とは、呉茱萸(ごしゅゆ)の別名といわれ、茱萸(しゅす)というように読んだ場合には、サンショウの実を意味するという。 また、萸(ゆ)とは、国訓でグミを意味するというが果実の様子から、山茱萸(さんしゅゆ)の名がついたと思われる。 中国や朝鮮半島の原産で江戸時代に薬用として朝鮮から種子が持ち込まれましたが、今では早春の黄色い花を観賞するために、多くの家庭や公園に植えられている一般的な花木です。
採取時期と調整法・成分:
見分け方・特徴:サンシュユは、高さ4〜5メートルの落葉する小高木で、花は、3月ころの早春に葉に先だって小さな黄色い花を塊状に付けます。 葉は対生していて、長さ8〜10センチくらいで、中脈に対して丸みをもった側脈が6〜7対あり、このような葉の特徴は、ミズキ科に共通しています。 秋にはグミのような長さ1.5〜2センチほどの長円形の果実が赤く熟し、味はやや渋みのある甘酸っぱさがある。この花の咲いている様子からハルコガネバナ、秋に紅熟した果実の様子からサンゴバナなどと呼ばれています。

採集と調整 :成熟した果実を熱湯に通して半乾きにしてから果実を抑えて種子を抜き出し、果肉だけにしてから日干しにします。 これを生薬(しょうやく)で、山茱萸(さんしゅゆ)という。 種子は薬効が期待できませんので抜きとってから使用します。 市販されている山茱萸(さんしゅゆ)の中には種子が入っているものがありますので用いる場合には種子を取り除きます。 市場で和山茱萸(わさんしゅゆ)というものを見かけることがありますが、これはアキグミなどの果実を乾燥したもので山茱萸(さんしゅゆ)の偽物ですから注意が必要です。

成分は、苦味配糖体モロニシド、オレアノール酸、タンニンです。
愛媛県大洲市東大洲に生えてました。太郎大明神社の近くの高台の民家の庭に生えてました。丈は2mで、葉はなく、幹には黄色い花がついてました(2007.02.23撮影)。
10 ツバキとは(つばき、椿)
薬効・用い方:
漢方では止血の効能があり、鼻血・下血・性器出血などに用いる。
髪に塗れば切れ毛や抜け毛を防ぎ髪のうるおいを保つ。また、切り傷などに塗ると抗菌作用がある。
採取時期と調整法・成分:
ツバキ科の照葉樹林です。椿油は有名で、有効成分にオレイン酸、カメリンなどを含む。
愛媛県大洲市東大洲で撮影しました(2007.02.23撮影)。
11 チドリソウとは/ラークスパーとは(ちどりそう、千鳥草、らっくすばー)
薬効・用い方:バラの害虫除け、アブラムシ除け、スリップス除け、コガネムシ(マメコガネ)除けの効果が有るとの事。 粉末状にした根は以下の害虫に有効
・bean leaf roller(プロテウスナガセセリの幼虫)・cross-striped cabbageworm/cabbage looper(ガの幼虫)
・melonworms(ウリノメイガの幼虫?)
アルカロイド(毒性成分)があるため、上記のような効果が有る。
採取時期と調整法・成分:
千鳥草の名で知られる。デルフィニウムの近縁種で、以前は同属に分類されていた。現在はコンソリダ属に属する。さしずめ、デルフィニウムの一年草版といった感じの植物である。 姿も性質も、デルフィニウムによく似ているが、葉が、コスモスの葉のように細く切れ込んでいる。切り花向きの高性種から、鉢植え向きの矮性種まである。 花色は、青や青紫が多いが、赤、桃、白などもある。花型は、一重咲きと八重咲きがある。 タネの寿命が短いので、購入する際は、採種年月の新しいものを選ぶ。 やや砂質の土を好む。酸性土を嫌うので、必ず石灰を施してから植え付ける。連作も嫌うので注意する。 切り花に最適。 タネは有毒で、殺虫剤の原料になるらしい。また、花からは染料がとれる。
愛媛県大洲市東大洲で撮影しました。農地に生えてました。草丈は40cm、葉は5.5x4cm、花は3cmくらいです。花は4弁が平らで1弁が立っており、中に仏みたいにまた花弁があります (2007.02.23撮影)。
12 オウバイとは(おうばい、黄梅)
薬効・用い方:
科名: モクセイ科
別名: ゲイシュンカ
生薬名: オウバイ(黄梅)
原産: 中国 用途: 中国原産のツル性落葉樹。2月から3月に花は咲きますが、果実ができないので、挿し木か株分けをします。開花時期の花を利尿薬などに用います。
採取時期と調整法・成分:
愛媛県大洲市東大洲の高台の民家の庭からしだれ桜のように黄色い花が垂れ下がってました。丈は50〜80cmです (2007.02.23撮影)。
13 ムラサキハナナとは/ショカツサイとは/オオアラセイトウとは/ハナダイコンとは(むらさきはなな、紫花菜、はなだいこん、花大根、諸葛采)
薬効・用い方:

薬効・用い方:若芽、若葉は良く洗い、生でサラダにして食べる。個性的なクセがあり美味しい 紅紫色の花は、野菜サラダ、豆腐サラダなどに散らして食べる。
その他:名の由来は、花がダイコンの花に似て、ダイコンより目立つからハナダイコン。 また、紅紫色の花で食べられるからムラサキハナナ。 諸葛菜(しょかつさい)は、中国三国時代の蜀(しょく)の軍師諸葛孔明(しょかつこうめい)が、食料の野菜として栽培することを広めたことから、諸葛菜の名がある。 オオアライセイトウの名は、江戸時代にアライセイトウと呼んだ植物より大型から、オオアライセイトウの名になった。

愛媛県大洲市東大洲の農地に生えてました。草丈40cm,葉は5cmx4cmで、花が3cmくらいです (2007.02.23撮影)。
採取時期と調整法・成分:
見分け方・特徴:地下茎が横に伸びて茎を伸ばして繁茂する。葉は、根から出る根生葉は羽状に切れ込む、上部の葉は茎を抱き葉縁には粗い鋸葉がある 花は、早春2〜5月ころ、茎頂に紅紫色の4弁花をつける。
採集と調整:若葉を採取して、良く洗って生で食べる。紅紫色の花を採取して、サラダに散らして食べる花期:春  ハナダイコン(花大根)とはいっても野菜でありません。紫色の 4 枚の花弁が「十字架植物」であることを示しています。  空き地や土手などに一面に咲いているところがあります。20 年くらい前には,「花大根の種を差し上げます」などという投書が新聞に載るくらい,皆が欲しがっていたようですが,そのせいか現在はありふれた「雑草」になってしまったようです。しかし,群生している様は非常にきれいです。  別名のショカツサイ(諸葛采)は中国の呼び名,オオアラセイトウの「アラセイトウ」とはストックのことです。
14 ノビルとは(のびる)
薬効・用い方:
ノビルは、民間薬として用いられる。 全草を良く乾燥させたものを煎じて服用すると、血を補い、良く眠れるといわれます。 また、そのまま野菜としても食べることができます。 毒虫などに刺されたかゆみ、ぜにたむし、はたけなどには、鱗茎をつぶして、その汁を塗ります。 はれものの痛みなどには、全草を金網の上で黒く焼いて粉末にして、ゴマ油で練り合わせて患部に塗布します、また、鱗茎を、すりつぶして小麦粉と練り合わせて患部に塗布します。 これは、地中の鱗茎を含めた全草には、制菌作用をもつタンニンに似た含硫化合体が含まれているといわれています。

その他:名前の由来は、ニンニクを古名で、蒜(ひる)といい、野生する蒜(ひる)という意味から、ノヒルとなり転訛して、ノビルになったとされています。 中国では、古くから「小根蒜(しょうこんさん)」または「薤白(がいはく)」と呼んでいて、薬用に用いていました。 日本では、山菜として食用に食べらていて、万葉の昔から春の幸として親しまれています。 「古事記」にも「野蒜(のびる)つみに蒜(ひる)つみに」という記述を見ることができます。 ノビルは、まだ花が咲かない若い全草を抜き取って、ぬた、雑炊、いため物にして食べます。 秋田地方では、残雪にちらほらと芽吹く新芽を、サシビルと呼び珍重して、秋田名物のショッツルに入れたりして食べます。
採取時期と調整法・成分:
見分け方・特徴:山野など日当たりの良い土手などに普通に見られる多年草で、地中には小さな鱗茎(りんけい)があり丸く白い下部にはひげ根があり、全草にはネギのような芳香があります。 茎は、円柱形で単一で長く伸び、晩秋から葉を出して冬を越します。 葉は、数枚が下方にあって、互生して、狭線形で先は尖り中空で、下部で茎を包みます。 花は、夏に茎頂(けいちょう)に、淡紅紫色の花を多数つけます。 果実は、多くはムカゴだけになって紫黒色です。 ノビルと良く似た、タマスダレは有毒植物で、葉は似ていますが、深緑色で質は厚く、少し硬く、鱗茎が茶褐色、花は白い、全草にはネギのような芳香がないので区別ができます。
採集と調整:春から初夏にかけて、地中の鱗茎(りんけい)を抜き取って、そのまま水洗いして用います。中国では鱗茎を乾燥して、生薬で薤白として扱います。
愛媛県大洲市東大洲の永徳寺参道脇の土手に生えてました。50cm〜80cmでした (2007.02.24撮影)
15 ユキヤナギ(ゆきやなぎ、雪柳)
薬効・用い方:
薬効に関する情報、記載が見あたらない。
愛媛県大洲市東大洲に生えてました。太郎大明神社の近くの高台の畑の脇にはえてました。1mくらいで花は小さく1cmでした (2007.02.24撮影)。
採取時期と調整法・成分:
バラ科 地際から枝を伸ばして弓状にしなり、花は小さな真っ白い花を枝いっぱいに穂状に付けます。日本では古くから庭木、生け花に利用されている馴染みの深い花木で性質は強健で、日本原産と言うこともあり育てやすい植物です。花が早く咲く品種や遅く咲く品種、つぼみが赤色の品種などがありますが、だいたいが白い花を咲かせます
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