4月の薬草(No1-20)
お断り:掲載写真は専門家でないのでWEBの検索、あるいは手持ちの本で確認したもので完全を期したものではないことを
お断りします。もし間違っていたらご指摘下さい。
| No | 薬草名 | 薬効・用い方 | 採取時期と調整法・成分 |
| 1 | キヌサヤ(きぬさや、絹さや)![]() |
薬効・用い方: 絹サヤエンドウ エンドウにはサヤを食べる絹サヤと、豆を食べるグリーンピースがある。絹サヤは油断すると皮が硬くなるので、私は両方をかねたスナックエンドウを主体にしている。 エンドウの栽培は2000年以上も前から行われていたが、サヤエンドウとしての利用は13世紀頃からである。原産地は中央アジアで日本へは16世紀頃渡来した。蔓のある種類と蔓のない種類がある。実を食べる種類にはグリーンピース、特にサヤを食べるキヌサヤ、サヤと実を食べるスナックエンドウ(スナップエンドウとも呼ばれる)などの品種がある。最近では若い芽も食用に利用され豆苗(トウミョウ)と呼ばれている。いずれの品種もビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、食物繊維などが多く含まれている。美肌、ストレス解消、便秘予防、疲労回復、脂肪肝予防などの効能がある。炒め物、おひたし、ゴマ和え、天ぷら、汁物などにして食べられる(2007.04.04撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 2 | サクラ(さくら、桜)![]() |
薬効・用い方:桜皮(おうひ)は、せきに1日量3〜5グラムを適量で煎じて服用。 おでき、湿疹、じんましんなどには、煎じ液で患部を洗います。 また、サクラの葉は浴湯料としても、あせもなどに効き目があるとされています。 ソメイヨシノは、伊豆半島のエドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)の間に自然にできた雑種で、江戸末期に江戸在住の植木屋職人の染井(そめい)という人が、初めて売り始めたので、ソメイヨシノという桜の名前がつきました。 日本の山野に自生している、吉野山、京都嵐山の山腹の春をいろどる桜はヤマザクラです。ヤマザクラは花と葉が同時にでますが、ソメイヨシノは花が咲いてから葉がでます。 春の季節には、桜餅(さくらもち)がありますが、桜の葉にはクマリンという芳香を含み、桜餅のこうばしい香りはこのクマリンによるものです(2007.04.02撮影)。 | 採取時期と調整法・成分: 採集と調整:: 6〜7月に野生するサクラの樹皮をはいで、外面のコルク層を取り除いた内皮を天日で乾燥します。 これが生薬の、桜皮(おうひ・樹皮)です。 栽培:サクラの種類は多く、広く栽培されているのは、ソメイヨシノで非常に育ちが早く花が美しい。繁殖は接木になりが、まず台木を作る。 台木は、実生で行う。成熟した果実を採取して、乾燥を防止するために砂中に保存しておき、翌年の1〜2月ころに播種する。 発芽した翌年には接木用の台木として用います。 接木は花が咲く前の2月下旬〜3月中旬ころで、接ぎ穂には元気のよい枝を選び葉芽を2個残して、長さ4〜5センチくらいに切って接木する。 |
| 3 | モクレン(もくれん、木蓮)![]() |
薬効・用い方: 貝原益軒は「花譜」(1694年)で玉蘭花(もくれんげ)をあげ、「紫白 二色あり。花大なり。紫は花よからず。白きをまされりとす」と述べ、 「大和本草諸晶図」には、玉蘭花の図の注釈に、「白モク ン花ハ白ク葉ハ紫木蓮ノ如シ長ク澗シ」としている。しかし、図 を見ると、がく片を描き、内側に大型6花弁があるので、白モク レンではなく、紫木蘭、今日のモクレンである。 江戸末期の小野蘭山の時代になると、花が深紫色の木蘭に、モクレンゲ、シモクレンをあて、白木蘭は漢名を玉蘭とした。今日では、これが通用している。 ハクモクレンはがくが花弁と同色で同大。似た植物のトウモクレンは、花弁はモクレンに似るが、がく片の幅はモクレンの約1/2である。 原産地:中国の湖北省付近が原産とされるが、原産地周辺では、現在、野生のものは少なくなったという。世界の温帯地方に広く栽培され、中国ではモクレンを辛夷と呼んでいる。 薬効と用い方: 蓄膿症・鼻炎に用いる。辛夷(しんい)15g、蒼耳子(そうじし、オナモミの果実)9g、白正(びゃくし、ヨロイグサの根)30g、ハッカ葉15g。以上の乾燥品をミキサーで砕いたのち、細末にして食後に毎回6gずつ服用する。大洲市東大洲の民家の庭に生えてました(2007.04.04撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: 花期は4〜5月であるから、その時期の花のつぽみをとり、日干しにする。これが生薬の辛夷である。 成分:消炎作用のある精油のシネオール、オイゲノール、その他 クエン酸がある。 |
| 4 | シャガ(しゃが)![]() |
薬効・用い方: 生薬名: シロバナシャカン(白花斜干) アヤメ科/アヤメ属/根茎多年草 別名:アイリスジャポニカ・コチョウカ(胡蝶花) 開花時期は4〜5月頃で日本の各地の山野の湿ったところに自生する植物です。 半日陰と、湿り気のある土を好み、繁殖力と寒さにも強い育てやすい植物ですが、 種が出来ないので、繁殖するには株分けで増やしします。 シャガの葉は、扇状に横に広がり、葉は切り花のグリーンの花材として利用されます。 お茶花としても親しまれ、グランドカバーにも利用されます。 朝開いて、夕方には閉じます。 根茎を扁桃腺炎などに用います。 愛媛県大洲市で今朝撮影しました。山裾に群落で生えてました。水仙のようにも見えます。花丈は30cmです(2007.04.04撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 5 | ヤグルマギク(やぐるまぎく、矢車菊)![]() |
薬効・用い方: キク科セントウレア(ヤグルマギク)属の総称です。学名のセントウレアの名でよばれることもある。矢車草(やぐるまそう)と呼ばれることもありますが、ユキノシタ科の植物に同名のものがあるので区別するために矢車菊と呼んだ方がいいそうです。矢車草は葉っぱが広くくべつがつく。プロシア(ドイツ)にナポレオンが侵攻してきた時、ルイーズ皇后は子供達を連れてベルリンから逃れて穀物畑に隠れました。皇后は畑に咲いていた矢車菊で花冠をつくって王子達を慰めました。この時の王子の一人が後のウィルヘルム皇帝で、ナポレオン3世を破り、矢車菊を皇室の紋章にしました。それで矢車菊は「カイゼル(皇帝)の花」と呼ばれるようになり、後に国花となった。 栽培の歴史は古く、3000年前のエジプトのツタンカーメン王の墓からも発見されています。手を触れるとばらばらに壊れてしまい、記録は写真だけですが、矢車菊の青い色は残っていたそうです。薬用として使われ、咳止め・美肌に利用されたそうです。 愛媛県大洲市東大洲の畑に生えてました。50-60cmで鮮やかな紫色をしてました(2007.04.04撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 6 | スノーフレーク(すのーふれーく、別名スズランスイセン)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 科名:ヒガンバナ科 別名:スズランスイセン(鈴蘭水仙)、オオマツユキソウ(大待雪草)。 秋咲きの品種と春咲きの品種があるが日本でよく栽培されているのは白い花を咲かせる春咲きの品種で、スズランに似たかたちの花を咲かせることから「スズランスイセン」とも呼ばれる。花の先端のほうに緑色の小さな斑のはいるのが特徴です。栽培しやすく一度庭植えにすると毎年増える。 愛媛県大洲市東大洲で撮りました。リンドウのような小さい白い花を沢山付けてます。民家の庭に生えてました。草丈が50cm、花の長さは1cmくらいです(2007.04.04撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 7 | ライラック(らいらっく)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 ライラックは香り高いことでは有名で、香水の原料ともされるモクセイ科の落葉高木です。一般に花びらは4枚ですが、たまに5枚のものがある。 撮影したライラックは丈が2m以上で、JR伊予大洲駅の近くの加戸病院の窓の際に生えてました。花の色は紫でとなりの木も同じ種類ですが花は白かったです(2007.04.04撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 8 | フリージア(ふりーじあ)![]() |
薬効・用い方: 南アフリカの喜望峰原産の多年草(半耐寒性秋植球根)で、明治末期に渡来し、浅黄水仙とも呼ぶ。 フリージア属は、アフリカの熱帯・南アフリカに15種が分布する。原始的な種は匂いのない花をつけますが、アフリカ南部に生育するフレエシア・レイクトリニイという種は、強い芳香を持つ花をつけます。このフレエシア・レイクトリニイと他のものを交雑させたものが基となり、品質改良されたものが現在流通しているフリージアで、鮮やかな黄色の花のものは、殆どがラインベルト・ゴールデン・イェローという園芸品種です。 品質改良は、日本とオランダで進み、現在では、花色も黄色だけでなく、様々な色のものや八重咲きのものが生み出されています。 フリージアの食性・毒性等についてはよくわかっていませんが、その香りには鎮静作用、精神安定作用があるといわれています。愛媛県大洲市東大洲の末光眼科の隣の民家の庭に生えてました。草丈20cm(2007.04.06撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 9 | イチハツ(いちはつ、一八、鳶尾根、えんびこん))![]() |
薬効・用い方: 吐剤、下剤として、鳶尾根(えんびこん)の粉末にしたものを、1〜4g水と服用する。 その他:名の由来は、アヤメやカキツバタなどの仲間の中で一番初めに咲くことから、初花から、一初の名になったという。別名には、鳶尾草(とびおくさ)があり、花の中央の雄しべの花柱が、鳶(とび)が木に止まって、羽を休めている様子に似ていることから、鳶尾草(とびおくさ)の名がある 万延元年(1860)に来日した、イギリスの植物学者ロバート・フォーチェンの「江戸と北京(1863)」の、「神奈川の宿場風景」には「・・・農家の草ぶきの屋根の背に、ほとんど例外なく、イチハツが生えていた・・・」という記述があり、古くから、イチハツが、わらぶき屋根の背に植えられていたことを知ることができます これは、火災のときに類焼を逃れるということと、風雪を防ぐという意味があるという 大洲市東大洲の大洲農業高校の近くの駐車場の脇の乾いたところに咲いてました。草丈60cm(2007.04.06撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: 見分け方・特徴: 葉は、アヤメなどのように、長披針形、高さ30〜50cm。 花は、外側の大きい花びらに、中から中央まで白色の鶏冠(とさか)状のひだがある 花は、花の中央に、丸い花びらが3枚あり、花弁を内花被(ないかひ)という 外側の花を、外花被の上の小さな花びら3枚が雄しべの花柱。 採集と調整:夏に葉が黄変するころ、根茎を掘り取り、洗い、刻んで天日で乾燥させたものを、生薬名で鳶尾根(えんびこん)と呼ぶ。 有効成分:テクトリジン配糖体ほか。 |
| 10 | レンギョウ(れんぎょう、連翹)![]() |
薬効・用い方: 連翹(れんぎょう)に含まれるモノテルベン、トリテルベン、フェノール化合物は、チフス菌、パラチフス菌やブドウ状球菌、百日咳桿菌に強い抗菌作用があり、熱性疾患や化膿性疾患に対する重要な生薬です。 風邪や熱性の疾患の初期で、わりに症状が軽いときには金銀花(きんぎんか)を、化膿性疾患で発熱などの炎症症状が明らかに認められるときには、牛蒡子(ごぼうの種子)、山梔子(くちなしの種子)などを配合して用います。 また、黄柏(おうぱく)などを配合した粉末を軟膏にして、外用に用いる。 連翹(れんぎょう)の単味でも、消炎、利尿、排膿、解毒薬として、にきび、ふきでものなどの瘰癧(るいれき・結核性頸部リンパ節炎)、かいせん、瘍腫(ようしゅ)などには、12〜20gに水0.5リットルを加え、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回食間に服用します。 連翹(れんぎょう)は、解毒、排膿、消炎、利尿の働きが非常に強く、古くから腫れ物の特効薬として用いられていました。特に瘰癧(るいれき・結核性頸部リンパ節炎)やにきびなどの治療薬としては特に定評があります。 その他:レンギョウは、中国原産の植物で、日本にはかなり古くに観賞用に持ち込まれました。 今では、全国各地で植栽されていて、春を代表する樹木のひとつです。 春一番、葉が出るのに先だって、濃い黄色の花をいっせいに咲かせる光景は、鮮やかなものがあります。 大洲市東大洲の大洲北中学校の近くの市営住宅の前の庭の垣根に生えてました(2007.04.06撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: レンギョウは、夏から秋に果実を採取し、一度蒸気を通してから天日で乾燥させます。 これを生薬で、連翹(れんぎょう)といいます。 成分:モノテルベン、トリテルベン、フェノール化合物が含まれています。 |
| 11 | ハナズオウ(はなずおう、花蘇芳)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 葉にさきがけて、枝一杯に咲く花が目を引きます。 枝に直接花がくっついているような、 独特の咲き方が印象的。 名前は、赤紫の花の色が、 「スオウ」という木からとれる染料で染まる色に 似ていることからつけられました。大洲市東大洲の本条脳神経外科の道を挟んで前の民家の庭に生えてました。木から直接、花が生えている変わった木です(2007.04.06撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 12 | ツルキキョウ(つるききょう)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 ツルキキョウとはキョウチクトウ科の植物。学名はVinca major。ツルニチニチソウともいう。 観賞用に栽培されるニチニチソウに類似した地中海沿岸原産の常緑つる性植物である。花の形はニチニチソウに似るが色は青紫で春〜初夏に咲く。柱頭は円盤状をしており、その上に毛のある突起物がある。このような柱頭の植物は珍しい。葉は幅広い。やはり観賞用によく栽培される。 |
採取時期と調整法・成分: 成分:ビンカアルカロイドとは異なるアルカロイドを含む。 |
| 13 | シャクナゲ(しゃくなげ、石楠花、石南花)![]() |
薬効・用い方: 有毒部位:葉 有毒成分:グラヤノトキシンTなど有毒ジテルペン中毒症状:嘔吐、胃腸障害 その他:名の由来は、枝分かれが多く曲がっていて、まっすぐの枝が1尺もないことから転訛して、シャクナゲの名になったという説、シャクナゲの材で作った箸を用いると子供の癪(しゃく)が治ったなどの諸説があるという また、石楠花(しゃくなげ)と漢名で書き、これは、漢名の石南花(せきなんか)を誤用して、石楠花と書いて、音読みから、シャクナゲの名になったという説もあるという。漢方での強壮剤として知られる、石南葉(せきなんよう)は、オオカナメモチ(バラ科)の植物の葉を乾燥したものであり、シャクナゲ(石楠花)とは違う。高山に自生する、ハクサンシャクナゲは日本特有の種で、シャクナゲと同様有毒なので注意が必要。 大洲市東大洲の末光眼科からJR線路側へ入った路地近くの民家の庭に生えてました(2007.04.06撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 14 | カラー (からー)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 里芋(さといも)科。 オランダカイウ属。南アフリカ原産。日本には江戸末期に オランダから渡来した。 メガホン状のところが ワイシャツの襟(Collar)の部分に 似ているので「カラー」となった。 また、その形が、修道女の襟(カラー) を連想させるところからつけられた、とも。 白、ピンクのほか、黄色いものもある。 花はメガホン状のところではなく 内側真ん中の黄色い棒部分。 メガホン状の部分が中の花を守っています。 愛媛県大洲市の大洲ハローワークの民家の庭に生えてました。ミズバヨウの様な形をしてます(2007.04.06撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 15 | ツルジュウニヒトエ(つるじゅうにひとえ)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 ヨーロッパ原産のジュウニヒトエで最近、園芸種として入ってきたが庭から半野生化したものも見ることもある。花の色は紫で、名はツルジュウニヒトエ、西洋ジュウニヒトエと呼ぶ。野生のジュウニヒトエは淡紫色か白色をしている。つるにより繁殖し増えています。ジュウニヒトエの名前は花が幾重にも重なって咲くことから十二単を連想してその名が付いています。 愛媛県大洲市の民家の庭に生えてました。鮮やかな紫色の花で草丈10cm位です(2007.04.064撮影)。 薬効:降圧、のどの炎症、口内炎、止血作用があるらしい。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 16 | ボタン(ぼたん、牡丹)/牡丹皮(ぼたんぴ![]() |
薬効・用い方: シャクヤクは草で、ボタンに似ているが、ボタンは木である。 根の樹皮部分は「牡丹皮(ぼたんぴ)」として、「大黄牡丹皮湯」など漢方薬の原料になる。日本薬局方にも収録されている。 牡丹皮はペオノールなどの配糖体を含み、消炎、解熱、鎮痛、浄血、通経の目的で、漢方処方に配合されます。 大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)は、1日量を煎じて、3回にわけて服用します。 これは、比較的体力があって、下腹部に痛みがあり、便秘しやすい人の場合に用いる。 |
採取時期と調整法・成分: 採集と調整: 生薬として用いるのは、根ですので根が太るように栽培します。 花は蕾のうちに摘み取り、苗から4〜5年した、9月25日から10月5日ころに、株分けして採取する。 根頭部分の芽を残して、根を切って水洗いし、木槌で叩いて割れ目から芯を除いて、皮を剥ぎとり、長さ10センチくらいに切って、日干しにして乾燥させる。 地下の根には特有の芳香があり、落葉低木、約1.5メートルで枝分かれします。 葉は、淡緑色、長い柄があり互生(ごせい)、2回3出複葉か羽状複葉(うじょうふくよう)、小葉は卵形で先が3〜5裂します。 花は、4〜5月ころに枝頂に大型の、白色、紅色、紫色などをつけます。 薬用に淡紅色の単弁花を用います。 薬効成分:ペオノール ボタンに似た花の、シャクヤクは、多年草草本で、冬に地上部が枯れ、翌年に芽を出します。 葉も光沢があり、葉脈(ようみゃく)、葉柄(ようへい)が赤みががってるので区別します。 |
| 17 | ムギ(ムギ、麦)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 一般にムギと言われているのはイネ科のオオムギ・コムギなどムギ類の栽培植物の総称です。オオムギは西アジア。コムギは中央アジアが原産地で日本へは古くから渡来し、縄文時代晩期 熊本・静岡の遺跡にオオムギが出土。コムギは弥生時代前期の福岡・山口の遺跡で発見されている。平安時代の薬物書「本草和名」にはこれらムギ類はオオムギの和名『布止牟岐』コムギの和名『古牟岐』となっています。 漢方薬に配合されるのはコムギの方で、甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)という薬方が有名です。甘草・小麦・大棗の3味で、食品として使われているものの組み合わせです。 最近はあまり見かけない麦が作られてました。これは大洲農業高校が作っているもので、モチムギと看板がかかってました(2007.04.13撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 18 | ベニバナトキワマンサク![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 鮮やかな紅色のマンサクの花に似た形をしてます。丈は2mで東大洲のタマホームの敷地に生えてました(2007.04.13撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 19 | キンポウゲ、ウマノアシガタ(金鳳花)![]() |
薬効・用い方: 各地の山野に自生する多年草。民間薬として、生汁を梅干しや飯粒とともに練り、リュウマチ・歯痛などに外用とします。有毒ですから注意が必要です。 愛媛県大洲市で撮影しました。畑の畦に生えてました(2007.04.13撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |
| 20 | モッコウバラ(もっこうばら)![]() |
薬効・用い方: 薬効に関する記載情報はない。 6〜7mにも伸びる蔓性植物で、白または淡黄の八重咲き小さな花を咲かせるバラの仲間です。花の大きさは径2〜3cm程度です。枝は細く緑色で、トゲはありません。白花には香りがありますが、黄花には香りはありません。庭園でのアーチ仕立てに適しますが、鉢植えではあんどん作りにします。多くの園芸品種があります。種子はできません。愛媛県大洲市の民家の玄関の門の生け垣にしてました。トゲがあまり目立たないですがツルバラのようです(2007.04.13撮影)。 |
採取時期と調整法・成分: |