4月の薬草(No21-40)

お断り:掲載写真は専門家でないのでWEBの検索、あるいは手持ちの本で確認したもので完全を期したものではないことを
お断りします。もし間違っていたらご指摘下さい。

No 薬草名 薬効用い方 採取時期と調整法・成分
21 ケシ、ナガミヒナゲシ(けし、ながみひなげし)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
ナガミヒナゲシは地中海沿岸から中欧原産の帰化植物。1年生草本であり、路傍などの荒地に生育する。秋から冬に芽生え、春に開花する。ケシの仲間には、含有成分によっては栽培が禁じられているものがあるが、本種は特に問題ないようである。葉は羽状に深裂し、毛が多い。花弁は4枚であり、雄しべは多数。中央部のめしべの柱頭は4本から8本の筋状であるが、7・8本のものが多いようである。  秋から冬に芽生え、春に開花するライフサイクルは、地中海沿岸の気候特性に対応したものである。地中海地方の気候は、冬は比較的温暖であり、降水量が多く、夏は乾燥する。したがって、秋から春は植物の生育には適しているが、乾燥する夏を乗り切るためにはかなりの耐乾性が必要となる。したがって、秋から芽生え、温暖な冬に成長して春に開花・結実し、厳しい夏は種子や地下茎などで夏眠するライフサイクルが有利となるわけである。
愛媛県大洲市で撮影しました。草丈40cm。畑に生えてました。ヒナゲシにも似てます(2007.04.13撮影)。
採取時期と調整法・成分:
22 コデマリ(こでまり、スズカケ、鈴掛)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
学名:Spiraea cantoniensis
和名:コデマリ、 別名:スズカケ
英名 科名:バラ科、属名:シモツケ属
性状:落葉小低木
原産地:中国
庭園樹や切り花として馴染み深い植物です。細い枝を垂れ下げながら、小さな白花が散房状にかたまって、連ながるように咲きます。コテマリ(小手鞠)の名はその姿からつけたものでしょう。同様に、別名ではスズカケ(鈴掛)ともいう。高さは1〜2mくらいになります。各花は連続して咲き、株全体が白い花で覆われるようになるので、たいへんに美しい。なお、オオデマリという植物はスイカズラ科の植物で、名前は似てもまったく関係ありません。繁殖は挿し木。 愛媛県大洲市の民家の庭にはえてました(2007.04.13撮影)。
採取時期と調整法・成分:
23 コナラ(こなら)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
幹は直立し、分岐し、高さは10mにもなる。新芽にはけがある。葉は有柄で互生し、裏面は灰白色。5月頃に開花し雄花の尾っぽ状花序は新芽の下部から出てくる。多数の黄褐色小さな花をつけて垂れ下がる。秋にはドングリ状ではなくカシ状のほっそりした実をつける。
愛媛県大洲市の肱川の土手とJR予讃線との間ににはえてました。木の丈は3m.(2007.04.13撮影)。
採取時期と調整法・成分:
24 ノアザミ(のあざみ)
薬効・用い方:
春に花をつけるアザミとしてはノアザミとキツネアザミが知られている。
ノアザミで薬効があるのは葉と根だけである。     葉:たむし、かぶれ、湿疹などの皮膚疾患には、生の葉をすりつぶして患部につけるとよい。乳腺炎には同じく生の葉をすりつぶして冷湿布すると効くとされ、葉の生汁を顔にできるハタケにつけるとよいなどと伝承されている。葉にはフラボノイドのペクトリナリンを含んでいるからとされる。      
根:利尿、神経痛、健胃、止血などに用いる。5〜8月の開花期、あるいは地上部が枯れ始める時期に根を掘り採り、よく水洗いしたあと、薄く輪切りにして日干しにする。漢方ではクロロゲン酸と言われている。    利尿、神経痛、止血には乾燥させた根8〜12gとカップ3(600cc)の水で半量になるまで煎じて1日量とし、3回に分けて毎食前に服用する。健胃には乾燥させた根10〜15gを同様にカップ3の水で半量になるまで煎じ、3回に分けて毎食前に服用するとよい。また、火傷や腫れもの、毒虫に刺された場合などには、生の根をすりおろして汁をつけるとよいともいわれている。
愛媛県大洲市の肱川の土手とJr予讃線との間の道ばたにはえてました。草丈は50cmです(2007.04.13撮影)。
採取時期と調整法・成分:
成分:葉にはフラボノイドのペクトリナリンを含んでいる。
25 ケヤキ(けやき)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
宇和島に向かってR56の肱川橋を左に折れて500mの右側の肱川沿いに生えている。大洲市指定天然記念物、住吉神社のケヤキ、しかし神社境内でなく肱川の川沿いに生えている。記念碑にケヤキの樹相をよく備えている。根回り5.5m、目通り4.35m、東に18m、西に13m、北に13m、南に16m、広がりを見せている。推定樹齢200年、樹勢も旺盛である(2007.04.14撮影)。
採取時期と調整法・成分:
26 シロヤブケマン(しろやぶけまん、白藪華鬘)
薬効・用い方:
薬効:眠気、呼吸麻痺、心臓麻痺を起こすとの情報もある。
白藪華鬘 f. pallescens Makino 花弁の先端のみ紫が残り、残りが白くなったもの。完全に白くなるとユキヤブケマンとなる。
採取時期と調整法・成分:
27 シャクヤク(しゃくやく、芍薬、生干芍薬、しょうぼししゃくやく)/白芍 ビャクシャク びゃくしゃく
シャクヤクの根の外皮を除いて乾燥したものを、白芍または白芍薬という。
薬効・用い方:
中国の薬物書の古典「神農本草経」には、芍薬の効能については腹痛、知覚異常を除き、刺すような痛みをとり、また発作性の痛みをとり、利尿の効き目があって、神経の安定によいという記述がある。 シャクヤクは、漢方の要薬であり、婦人薬として利用度が最も高く、また、筋肉の痙攣からくるひきつけを和らげ、腹痛、疼痛、下痢などに用いる。

中毒症状:嘔吐、胃腸障害
注意:漢方では多用されて重要な生薬ですが、一般的な使用には十分注意をする必要があり、毒草として扱うべきです。1日量10〜20gを煎じて3回に温服。
漢方処方:芍薬甘草湯は、芍薬3g、甘草3gを1日量として、急に起こる筋肉のけいれんによる痛みに効き目があって、胃痙攣、神経痛、胆石などの疝痛発作には、1日量を煎じて1回に頓服(とんぷく)します。 小児の夜鳴きには大人の1/4の量を用いる。 四物湯は、芍薬、当帰、川きゅう、地黄各3gを1日量として、月経不順、冷え性に用います。 皮膚がかさかさして色つやが悪いという体質の人で、胃腸障害が無く、産後の疲労回復、月経不順、冷え性、しもやけ、しみ、血の道症などに用いる。また、壮年からの血行障害による手足のしびれの場合に用いる。胃腸障害がある人の場合には、柴胡桂枝湯を併用するとよい結果があるとされている。
採取時期と調整法・成分:
採集と調整:シャクヤクは、播種(はしゅ)、植え付け後5年目の秋に根を堀り10cm程度に刻み、水と砂と入れて、かき混ぜて外皮を取り去ります。きれいに水洗いしてから日干しにして乾燥する。 これを生薬で、生干芍薬(しょうぼししゃくやく)といいます。 また、水洗いした後根を熱湯で20分程度蒸すか浸して乾燥したものを、生薬で真芍(しんしゃく)といって区別する。
栽培:熟した種子を採取後播種(はしゅ)して2cmくらいの厚さに土を播いて、乾燥を防ぐと発芽します。根が太く生育のよい株の場合には、株分けで繁殖するほうが有利になる。

有毒成分:根:ベオニフロリンほか
28 ダッチアイリス(だっちあいりす)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
ダッチ・アイリスは日本ではオランダアヤメとよばれ、世界中に普及しています。秋に球根を植えると、3〜4月頃に開花します。花の色は青、紫、白、黄色など豊富です。
採取時期と調整法・成分:
29 カラスノエンドウ(からすのえんどう)
薬効・用い方:
胃炎:決行をよくする作用があり、軽い胃炎のもたれがある時に、1日量約5gを適当量の水に入れて煎じて服用する。
採取時期と調整法・成分:
4から5月に豆果また花のある全草を採取して水洗後日干しにする。

成分:葉にはフラボノイドもクエルチトリン、アピインを含む。
30 オオデマリ(おおでまり)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
和名: オオデマリ
英名: japanese snowball
別名: テマリバナ
流通名: 科名: スイカズラ科
属名: ガマズミ属
性状: 落葉低木
原産地: 日本
開花期: 5〜6月
愛媛県大洲市で撮影しました。2m位の木で花はアジサイみたいで葉っぱは全然違います。民家の庭に咲いてました(2007.04.17撮影)。
採取時期と調整法・成分:
31 オオバベニガシワ(別名オオバアカメガシワ、大葉赤芽柏、おおべにがしわ)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
遠くから見ると真っ赤な花と勘違いをする。春先に出てくる葉はより真っ赤な色ですが、夏になると何故か普通の緑色です。雌雄同株で花も面白い形をしている。学名 : Alchornea davidii
別名 : オオバアカメガシワ
科名 : トウダイグサ科
属名 : オオバベニガシワ属
性状 : 落葉低木
花期 : 4〜5月
原産地 : 中国
愛媛県大洲市で撮影しました。左は2m位の木で花はアジサイみたいで葉っぱは全然違います。民家の庭に咲いてました。
右は同じく民家の庭に生えてました。3m位の高い木で葉っぱが赤く色づいてました。 オオベニガシワは雌雄株があり、雄花は星形に8本が反り返る。雌花はリボン形です(2007.04.17撮影)。
採取時期と調整法・成分:
32 ニワトコ(にわとこ、接骨木、せつこつぼく)
薬効・用い方:
発汗、解熱、むくみ、利尿などには、接骨木花1日量5グラム、水0.4リットルを半量まで煎じて服用します。 むくみ、利尿には、接骨木1日量10グラム、水0.4リットルを半量まで煎じて服用します。また、接骨木根も同様に用いることができる。 胃の弱い人の場合には、嘔吐する場合があるので注意が必要です。打ち身、打撲には、接骨木粉末、黄柏(おうはく)粉末を同量混ぜて、水で練り合わせて、患部に塗布する。
神経痛、リューマチなどには、乾燥した枝葉、花300g程度を、布の袋に入れて鍋で煮出してから、そのまま風呂に入れて入浴する。

ニワトコ酒:秋に果実を採取した果実300gと砂糖100g、ホワイトリカー約1リットルで冷暗所で3カ月保管。材料を抜き取り、布で濾して、1日杯1杯程度飲用します。 色は、淡い橙紅色で酸味がある、ニワトコ酒ができあがりです。 ヨーロッパでは、セイヨウニワトコの果実で造った果実酒を、エルダーベリーワインと呼びれている。 また、セイヨウニワトコの花は、ヨーロッパでは古くから、発汗や解熱としての民間薬として用いられてる。 愛媛県大洲市のJR予讃線の近くの民家の庭で撮影しました。5m位のひょろひょろとした木です。こんなに真っ直ぐ立ち上がる樹形は珍しいですが、恐らく剪定された結果でしょう。幹の中がコルク状であること、若い幹の枝分かれのところに3つの角(つの)があります(2007.04.17撮影)。
採取時期と調整法・成分:
採集と調整 花は、4月ころ開花する直前に採取、茎、葉は7〜8月に採取、根は秋から冬にかけて採取して、陰干しにして乾燥させます。 これを生薬(しょうやく)で、花を、接骨木花(せつこつぼくか)といい、茎を、接骨木(せつこつぼく)、葉と若い枝を、接骨木葉(せつこつぼくよう)、根を、接骨木根(せつこつぼくこん)といいます。

その他:名前の由来は、昔は接骨した場合の治療には、ニワトコの枝を黒焼きにして、うどん粉と食酢を入れて、練ったものを患部に厚く塗って、副木をあてて押さえておく、という治療をして治したということから、折れた骨を接ぐ薬草という意味で、接骨木(せつこつぼく)という、漢名がついたという。ニワトコの枝葉を煎じた汁を、小鳥に飲ませると、小鳥の病気が治るという。また、小鳥の止まり木には、ニワトコの枝を使うと小鳥が病気にならないそうです。
33 ミツバアケビ(三葉あけび、みつばあけび、モクツウ、木通)
薬効・用い方:
科名: アケビ科。
別名: アケビ
生薬名: モクツウ(木通)。
山地の涼しい場所に自生するツル性の落葉樹。花の色が暗紫色で、アケビの葉は5枚、ミツバアケビは3枚です。
薬効:ツルをアケビと同じく利尿・通経などに用い、若芽や果実は食用になります。ミツバアケビのツルは強くしなやかなので、アケビ細工に利用される。
愛媛県大洲市で撮影しました。マンションの隣の倉庫の塀にツルが絡んでました。一つの茎からブドウみたいな干からびた房一つと花2つが枝分かれした3つがついてました。ミツバアケビでしょうか?房は5cm、花は2cmです(2007.04.19撮影)。
採取時期と調整法・成分:
34 ジャスミン(じゃすみん)
薬効・用い方:
科名:モクセイ科。
ジャスミンは耐寒性の常緑ツル性の植物で、原産地は北インドや中国。香水や石けんなどの香料やお茶に混ぜるなどして使われます。
ジャスミンの精油は、東洋では何世紀にも渡って医薬品や香料として認められている。
薬効:抗うつ作用、鎮静作用、保湿作用、催淫作用、分娩促進作用、性的強壮作用。子宮機能強壮作用など
安全性:毒性なし
愛媛県大洲市若宮で撮影しました。蔓性で香りがよい(2007.04.20撮影)。
採取時期と調整法・成分:
35 ゲッケイジュ(げっけいじゅ)
薬効・用い方:
ゲッケイジュの葉は、芳香性の精油を含み、この葉からとった油を月桂油という。 葉の主成分は、シネオール、オイゲノールなどで、リューマチ、神経痛に1日量3gを水0.3リットルで煎じて、約1/2量まで煮つめたものを服用する。また、芳香性苦味健胃薬として粉末を1日量3gとして1日3回食後に服用します。 果実は、秋ごろに熟して黒紫色になってから採取し乾燥させる。これは、月桂実といい、苦味健胃薬として用いる。
薬効は温めると、症状を和らげる作用があるとして煎じ液で坐浴をすると、子宮や膀胱の痛みに効果があるとされる。 また、ゲッケイジュの根皮2gくらいを芳香のあるぶどう酒とともに服用すると、胆石を溶かして、肝臓病に効き目があるという記述がある。
愛媛県大洲市若宮で撮影しました。5m位の背の高い木で、一見キンモクセイのように見えますが、時期も違うし、香りもないし、花も違います。 クスノキ科の花で、葉縁が大きく波打ってる(2007.04.20撮影)。
採取時期と調整法・成分:
採集と調整:
ゲッケイジュは、必要なときに葉を採取して水洗いした後に、日干しにして乾燥させて細かく刻んで保存する。これを生薬で月桂樹(げっけいじゅ)という。

成分:芳香性の精油を含み、この葉からとった油を月桂油という。葉の主成分は、シネオール、オイゲノール。果実の精油の主成分は、シネオール、ピネンで、脂肪油には、ラウリン酸などが含まれる。
36 シラー(しらー)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
和名 オオツルボ。
科名 ヒアシンス科(ユリ科)。
属名 スキラ属 。
多年草(球根)で原産地は地中海西部。シラーには多くの種類があるが、大きなピラミッド状の総状花序をつけ、50個以上の青紫色の星状花を咲かせる豪華な種類です。花色はほかに赤、桃、白などがある。球根(鱗茎)は径5cmほどの大球。葉は広線状で長さ15〜30cm。花茎は葉より短いのが普通です。性質は強健。日陰でもよく、数年間植えたままでよい。繁殖は分球。
愛媛県大洲市東大洲の民家の庭に生えてました。草丈40cm。ネギ坊主みたいな穂の周りにきれいな紫色の花が付いてました(2007.04.20撮影)。
採取時期と調整法・成分:
37 シロヤマブキ(しろやまぶき)
薬効・用い方:
薬効に関する記載情報はない。
花時は4月です。黄色いヤマブキに対し、花は白く葉は対生である。自生地は西日本の一部で、一般には園芸品種として庭木、公園樹に利用されている。花はその年に出た短い側枝の先端に咲く。葉は、葉脈が凹み折り畳んだように見える。11月には黒い果実が4個つく。 種子はヤマブキに比べ一回り大きく、7mm前後ある。  
愛媛県大洲市東大洲の民家の庭に生えてました。草丈は130cmです。愛媛県大洲市で撮影しました(2007.04.20撮影)。
採取時期と調整法・成分:
38 ナルコユリ(なるこゆり、黄精、おうせい)
薬効・用い方:
黄精は強壮薬として病後の衰弱者や慢性病、リューマチ、痛風などの体の弱っている場合に用いるが、ナルコユリの茎葉も同様に滋養強壮に用いることができます。 1日量に10〜20gを適量に煎じて飲用する。 ただし、一度に大量に用いたり、長期間連用すると副作用がある場合があるので注意すること。

ナルコユリ酒:根茎200gに砂糖を同量と、ホワイトリカー1.8リットルに漬け込みますが、熟成には6カ月以上かかる。これをこして、1回量を200ミリリットルとして1日3回食間に服用します。滋養強壮、体力増強に効果があるとされる。
栽培:繁殖は、晩秋か春の芽だし前に株分けを兼ねて植え替えを行います。実生(みしょう)による場合には、春に保温した箱などに播種(はしゅ)して発芽(はつが)後に畑などに植え替えます。 愛媛県大洲市東大洲で撮影しました。民家の敷地に生えてました。草丈50cm。リンドウみたいな花がついてました(2007.04.21撮影)。
採取時期と調整法・成分:
採集と調整:ナルコユリの採取は、花の時期か、地上の茎葉(けいよう)が枯れる10月ころに、根を掘り取って、ひげ根を取り除き水洗いして天日で乾燥します。 肉質のために、スライスして乾燥されるようにすると早く乾燥します。 これを生薬で、黄精(おうせい)という。
黄精とは、中国産のカギクルマバナルコユリの根茎のことですが、日本では古くから民間薬として、ナルコユリの根茎を、黄精として強精、強壮などの目的で用いられてきた。
39 ヤブジラミ(和蛇床子、わじゃしょうし)/蛇床子、じゃしょうし
薬効・用い方:
生薬名は和蛇床子。科名:セリ科  夏場、開花後1月ほどたった後の熟した果実、未熟なものは薬効が少ない。
効能: 強壮・強精薬として1日9〜15gを煎じ、3回に分服する。インポテンツに良いという 蛇床子、五味子、菟絲子の同量を粉末にして混ぜ、蜂蜜で大豆位の大きさの丸薬にして1回5粒を1日3回飲む方がより効果的だという。蛇床子を煎じた液を蛇床子湯(蛇床子煎)といって、陰部の痒みや皮膚の痒みなどにその液で洗うと良い。膣外陰部の腫れ物には、蛇床子5〜10g、明礬2〜4gを水150mlで煎じ、ややさめた煎液を脱脂綿に浸して、患部を洗う。湿疹、皮膚掻痒症。乳児湿疹、慢性湿疹の急性発作時、アセモ様白癬のびらん期、陰嚢湿疹、外陰部掻痒にも蛇床子煎で洗うと良いという。
処方例:蛇床子油膏:蛇床子30g、ワセリン70gで作った軟膏。
愛媛県大洲市東大洲で撮影しました。田圃の畦に生えてました。草丈80cm。オミナエシみたいに茎の先端で4から5つに枝分かれし、その枝分かれ枝に4から7個の花がついていました。
採取時期と調整法・成分:
主成分:精油成分のカネジン、トリレン、トリロン、脂肪油 。
40 エビネ
薬効・用い方:
エビネは古来から中国では"九子連還草"と呼ばれ血の巡りを良くする生薬の一つとして知られる。 内服では瘰癧(るいれき)や打撲傷の改善に、また外用では絞り汁が痔疾などに効果があるとされ一部民間薬として用いられており日本国内では伊勢地方で婦人病の特効薬として用いられたこともある。また、育毛に大切な 『皮膚保護作用』 『血流促進作用』 『抗フケ菌作用』 があるともいわれる。 エビネ球根部に成分が多く含まれる。
愛媛県大洲市東大洲の民家の庭に咲いてました。葉っぱはスズランみたいで花はランみたいです。黄色い種類もありました(2007.0422撮影)。
採取時期と調整法・成分: