8月の薬草(No81-100)
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| No | 薬草名 | 薬効・用い方 | 採取時期と調整法・成分 |
| 81 | ブドウ(ぶどう)![]() |
薬効と用い方: 疲労回復にヘルシードリンクにするには家庭用のミキサーを用意して、ガラス製の容器の中に果実を1/4ほど入れる。これにグラニュー糖50〜60gを加え、ミキサーにかける。果皮や種子も砕かれて、多少のつぶつぶは残るが、飲みにくいほどではない。 市販されるブドウの安価な品物を入手したときには、 で利用することをすすめたい。 |
採取時期と調整法: 秋によく熟した果実を採取し、水洗い後、水きりして、そのままを用いる。 成分: 果実中の主たる成分として酒石酸カルシウム、重酒石酸カ リウム、転化糖、庶糖、ブドウ糖のほか、ビタミンB2、Cの少量も含まれる。 |
| 82 | ブルーベリー(ぶるーべりー)![]() |
薬効・用い方: ブルーベリーは目に対して良い効果(近視の視力改善など)を持つだけでなく、様々な病気に対しても有効に働きます。目の働きに関係するロドプシンの再合成に関わるだけでなく、活性酸素を撃退する抗酸化作用や血管を強くする作用やコラーゲンを強化する作用もあります。またブルーベリーは食物繊維を多く含むことでも注目されます。 |
成分: ブルーベリーに含まれるのアントシアニン色素が重要な成分となります。 愛媛県大洲市東大洲のディッック(ダイキ)の近くのauショッブ大洲の庭に生えてました。冬には綺麗に紅葉したのでもう一度撮影しました(2006.11.03撮影)。 |
| 83 | ヤマノイモ(やまのいも、山の芋、山薬 さんやく)![]() |
薬効・用い方; 山薬(さんやく)は、強壮、強精薬として胃を丈夫にして、精力をつける効き目があります。 また、慢性の下痢や、夢精、男女生殖器の衰弱にも用いられる。山薬を、1日20グラム煎じて3回に分けて服用する。 一般にはとろろ、ろろ汁として食用とすれば効き目がある。また植物に消化酵素を多く含むため、生食しても良く消化されます。 |
採取時期と調整法・成分: 秋に葉が落ちてから根を掘り取り、水洗いしてから皮を除いて適当な長さに切り、初めは風通しのよいところで陰干しにし、ついで天日でよく乾燥させます。 ヤマノイモの根を乾燥したものが生薬の山薬(さんやく)といいます。 これはナガイモからも、同様に作ります。 四国、九州の山野に自生するジネンジョ(自然薯・自然生)のこと。 ナガイモ、ヤマトイモなどの栽培品種とは区別します。 成分: ねばねばの成分のムチンと呼ばれる蛋白質を含む。 |
| 84 | サンショウ(さんしょう、山椒)![]() |
薬効・用い方: 山椒は、苦味(くみ)チンキの原料でもあり、芳香辛味性健胃、整腸剤などに用いる。 山椒の成分のサンショオールやサンショウアミドは大脳を刺激して、内臓器官の働きを活発にする作用がある。 胃腸の働きの弱くなった消化不良や消化不良が原因の胸苦しさ、みぞおちのつかえ、腹の冷え、腹部のガスの停滞、それに伴う腹痛に効果がある。 刺激が強いので、炎症性や潰瘍性、発熱性のような激しい病気の場合は使用を避ける。 |
採集と調整: 夏から秋にかけて、果実が赤く色づくころに果実を採取します。 それを、天日で乾燥させてから、たたいて種子を出して果皮だけにします。 これを生薬(しょうやく)で山椒(さんしょう)といいます。 1日量は2〜5グラムで0.3リットルの水で、約半量まで煎じて1日3回に分けて食後に服用します。 民間での利用も多く、種子は利尿(りにょう)剤として15グラムを適量煎じて食間に1日3回服用します。 果実8グラムを、約0.6リットルの水で煎じ、1日3回に分けて温服。(胃腸病、胃下垂症、胃拡張症、駆虫など) 果実の粉末を1回量2グラムを服用(利尿、胃腸病、膀胱炎、健胃に) 果実の煎じ汁を水虫に塗布。生の葉をもんで虫刺されに塗る。 成分: サンショオール サンショウアミド |
| 85 | トロロアオイ(とろろあおい、黄蜀葵根、おうしょっきこん)![]() |
薬効・用い方; 民間では、のどの腫れや痛み、扁桃腺などに、黄蜀葵根10〜20gを適量の水で煎じて、うがいをします。 中国では、蜀葵根は粘液質や糖類を多量に含有するので、胃炎や胃潰瘍などの治療に用いられています。 また、若い果実は、オクラと同様に、茹でて食用にする。 |
採集と調整: 花が終わった10月ころに、根を掘り取り、地上部を取り除き水洗いして、外皮を取り、日干しにして乾燥させる。 これを生薬で、黄蜀葵根という。 成分: ケトン類物質(フラボノイド)および多糖類です。 以下のこの5種類のケトン類が主成分。 ●Quercetin ●Myricetin ●Quercetin-3-robinobioside ●Quercetin-3’-glucoside ●Hyperoside |
| 86 | イヌホウズキ(いぬほうずき、竜葵、りゅうき)![]() |
薬効・用い方; はれもの:生の果実を含む茎葉を、 少量の塩を加えてもみ、この汁をつける。 解熱・利尿:よく乾燥した全草を1回量として1.5〜3g、水200 tで1/2量に煎じて服用する。 疲労回復:根を含めて乾燥した全草100ggを、グラニュー 糖150gとともに35度のホワイトリカー1.8リットルに漬け、2〜3ヵ月後に布でこして、1回20〜40tずつ、夜就寝直前に飲む。 |
採取時期と調整法・成分 8〜9月に根から掘り上げ、よく水洗いしたのち、風通しのよいところで乾燥する。はれものには生で使用。 成分: 解熱作用のあるアルカロイドのゾラニン、ゾラマルジン。 アルカロイドは果実中に、サポニンは全草に。 |
| 87 | ナンテン(なんてん、南天実、なんてんじつ)![]() |
薬効・用い方; 薬用には果実、葉、茎、根いずれも利用されまが、南天実は、一般に最もよく知らる。薬用にはシロミナンテンの方が効き目があると俗にいわれるが、赤実も白実も効き目には全く差はない。南天実の成分はアルカロイドの一種で、知覚神経や運動神経の末梢に対してマヒ作用があり、百日ぜきやぜんそくなどの咳止めに効果がある。 用い方: 1日量5〜10gを約0.5リットルの水を加えて熱し半量になるまで煎じる。煎液は布でこして1日3回に分けて食前に服用。南天実と黒豆とを同量、同じように煎じ、氷砂糖かハチミツで甘味をつけて服用すると一層効き目がある。 南天実は視力の回復にも良く効くとされ、咳止めの場合と同様に用いる。葉は南天竹葉といい、果実と同様の効き目があるとされ、民間では解毒薬として用いらる。とくに魚の中毒のときに新鮮な葉をよく噛んで飲み込みます。このとき吐くことがありますが、その方が効果的といわれる。赤飯の上にナンテンの葉を置く習慣には、毒消しの意味がある。解毒作用のあるチアン水素がごく微量に発生して、これが殺菌効果をあげて腐敗させな。ハチに刺されたとき、生の葉をよくもんで、その汁をつけると痛み止めになり、また乗り物酔いには生の葉を噛むとよいといわれる。茎は咳止めや、強壮剤に1日量10〜15gを、煎じて用いる。根は頭痛、黄疸、リューマチ、疲労筋肉痛などの痛み止めに1日量30〜50g(生のもの)を煎じて用います。ナンテンの果実、葉を刻んで、お茶代わりに飲用する。せき、中風、疲労回復、強壮に。 のどの痛み、腫れがひくには果実を生のまま飲みくだすと効果がある。 |
採取時期と調整法・成分 採集と調整: ナンテンは秋から冬にかけ果実が熟す。完熟したものを採取する。10月から翌年の3月頃までが採集時期です。天日でよく乾燥させたものを生薬で南天実(なんてんじつ)といいますが、果実は多肉質でなかなか乾燥しない。ナンテンは、十分に乾燥させることが必要です。 成分: アルカロイドを含み主なものはo-メチルドメスチシンで、その他にプロトピン、イソコリジン、ナンジニン、ドメスチシン等が含まれている。またペラルゴニンジン-3-キシロシルググルコシド、カリステフィンを含む。種子に脂肪油のリノリン酸、オレイン酸、フィトステロールの他、プロトピン、フマル酸を含む。 |
| 88 | ヒルガオ(ひるがお)![]() |
薬効・用い方; 利尿、疲労回復、強壮強精には、乾燥した全草を1回2〜3g、水0.2リットルで煎じて服用する。 糖尿病、利尿などには、乾燥した全草1日量10〜20gを水0.5リットルで半量まで煎じて、3回に分けて服用する。膀胱炎、利尿には乾燥した根10gを水0.4リットルで半量まで煎じて、3回に分けて服用する。 虫刺され、切り傷などには、生の葉を絞り、汁を患部に塗布する。若葉、若い茎は、茹でて水にさらしてから、おひたし、和え物、油いため、汁の実にする。 花は、生でサラダ、天ぷら、酢を入れた熱湯で茹でて、酢のもの、椀だねにする。 |
採取時期と調整法・成分 採集と調整: 開花期の全草を採取して天日で乾燥して裁断する。これを生薬で旋花(せんか)という。 成分:ケンフェロール配糖体 |
| 89 | ノゲイトウ(のげいとう、青しょう子、せいしょうし)![]() |
薬効・用い方; 目の充面: 乾燥した種子1回量6〜10g を、水200tで1/3量に煎じて服用する。 ★「中華人民共和国葯典(中国薬局方)」(1977)には青しょう子が収載 され、同じように目の薬にすると記されているが、注意として、 青光眼患者は慎服とある。青光眼は明き盲のこと。 |
採取時期と調整法・成分 種子を生薬: 薬用にするノゲイトウの種子は径1.5mm位の扁円形で、色は黒く、光沢がある。生薬名は青しょう子。 採取時期と調整法: 秋に種子だけを集めて、日干しにする。成分脂肪油のほかは未詳。 成分: 脂肪油 |
| 90 | ホオノキ、わこうぼく(和厚朴)![]() |
薬効・用い方; 厚朴(こうぼく)は、単味では用いないで、漢方処方として用います。 一般に市販されている家庭薬には、厚朴(こうぼく)が配剤された、健胃、整腸消化、収斂、利尿、去痰薬が多くあります。 せき、つわり、神経性胃炎には、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を1日3回、食後30分に服用します。 これは、気分がすぐれず、のどや食道部に異物感がのこり、動悸やめまいなどの症状に効きます。 便秘には、小承気湯(しょうじょうきとう)があります。これは、枳実(きじつ)2g、厚朴(こうぼく)3gを、水0.4リットルで、半量まで煮詰めてから、大黄(だいおう)2gを入れて、再度半量まで煮詰めます。これを、1日3回空腹時に服用すると効果があります。 その他 ホオノキの名前の由来は、古く万葉のころには、ホオガシワと呼ばれていて、「本草和名(ほんぞうわみょう、918年)」には、保々加之波乃岐(ほほがしわのき)としての記述があります。 ホホとは、冬芽の、ほほむ(含む)形から呼ばれたといわれています。 古くから葉に食べ物を乗せる、炊ぐ葉(かしぐは)、カシワとして用いられていて、ご飯や餅などを、ホオノキの青い葉で包むんで用いました。 また、岐阜の飛騨の高山の朴葉味噌(ほおばみそ)は良く知られています。 ホオノキの材質は柔らかく、版木、マッチの軸、鉛筆材、下駄の歯などに用いられていて、ホオノキの木炭の朴炭(ほおずみ)は、昔はあかすりにも用いたり、鍋の焦げを落とすのに用いたといわれています。愛媛県大洲市東大洲で撮影しました。喜多小学校の校庭に生えてました。樹高4mです。 葉は26cmx12cmです(2007.08.07撮影)。 。 |
採取時期と調整法・成分 夏の土用のころ、幹と枝の皮をはぎ取り、日干しにして乾燥させます。 これを生薬(しょうやく)で、和厚朴(わこうぼく)といいます。 中国産のカラホオは、厚朴(こうぼく)といい、強い芳香があり上等品とされていますが、薬効は、ほぼ同様に扱います。 この樹皮には、精油、タンニン、マグノクラリンなどを含みます。 |
| 91 | アブロチン![]() |
薬効・用い方; 薬効に関する記載情報はない。 心臓形の葉の葉腋から出る花は、鐘形で、橙〜黄色で美しい。特に、葉に白の覆輪が入る品種やモザイク状の黄斑が入る品種など、葉の美しいものは観葉植物としても利用される。多くは種間交雑によって育成された品種群である。近縁種にツル性のウキツリボク(チロリアンランプ)なども栽培される。愛媛県大洲市東大洲のマンションの前の坪庭に植えてました。樹高は2mでカエデみたいな葉っぱに2個の咲きかけの蕾が付いてました。花房の長さは5cm、葉は13cmx13cmです。(2007.08.17撮影)。 |
採取時期と調整法・成分 |
| 92 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 93 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 94 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 95 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 96 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 97 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 98 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 99 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 | |
| 100 | 薬効・用い方; | 採取時期と調整法・成分 |